2014年5月23日金曜日

栄光の後







栄光を手にすることは難しい。

しかし、失った栄光を忘れ去ることはもっと難しいものなのだ。

そして、さらにいえば

失った栄光をふたたび手にすることの難しさは、それらの比ではない。

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沢木耕太郎さんのノンフィクション「儀式」の中に、
上記の一節が書かれています。

24歳でこの一節を書いた沢木さん、すごいなって思いました。

一つの夢を追いかけて、
その夢が消えたとき、

ふたたび、熱い気持ちで、
別の夢を追い求めることができるでしょうか。

切り替えとか、転身とか、
言葉ではいえるけれど
簡単ではない気がします。

時間が解決するのか、
周囲の環境に癒されるのか、
それとも、
まったく違う価値観で、新しい夢を持つのか。

結局、どう生きるのか。
それを試されるのかもしれません。

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