「セカンド・バースディ」
という言葉があると知りました。
人生の中に、誕生日は2つある。
一つは、自分が生まれた日。
もう一つは、自分のことが理解できた日。
それが、「セカンド・バースディ」だそうです。
「正しく生きたい」と思い、
何が正しいのか正しくないのか迷っていた時、
「暮らしの手帖」編集長の松浦弥太郎さんは、
記憶を覚えているかぎりさかのぼって、
自分に関わりのあった人について、
良いことでも、意地悪されたことでも
すべて紙に書きだしてみたそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それまで自分は誰にも頼らずに生きてきた気がしていたけれど、
決してそうではなくて、たくさんの人がいてくれたおかげで、
今の自分がいるんだなという思いがわいてきました。
人に対する感謝の気持ちを持てるようになってきた。
一人じゃないんだということを実感したら、
目の前が明るくなったような気がしました。
これで、これから先、大切にしていきたいものが見つかったと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気が付いたのは、上記のとおり、
「一人じゃないんだ」ということ。
「正しく生きたい」の
「正しい」とは何か?
それが分かった気がすると、
友人に話したところ、
「セカンド・バースディ」だと教えてくれたそうです。
「セカンド・バースディ」を迎えて、
人は、大人になれるのかもしれないし、
人生の中には、
何度も「セカンド・バースディ」があるのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿