2016年6月15日水曜日

【すべての装備を知恵に置き換えるということ】 流れに乗るか、乗らないか




おはようございます

今日の話題は、「流れに乗るか、逆らうか」、「流れ」についてです。


「時に ぼくたちは流れに逆らい、

あるいは流れにのって、それぞれの時代を生きている。

流れを把握することは大事だが、

流れにのるか、のらないかは、目的地の方向次第なのだ」

探検家・写真家の石川直樹さんのエッセイ

「全ての装備を知恵に置き換えるということ」に書かれてあった言葉です。

石川さんは、ミクロネシアの海流を題材に、

「現在地を冷静に把握している航海者は、

漂流しても自分が進むべき道を見つけることができる」

「一時の風でおこったうねりと本物の海流を見分けるには経験を積み、

自分を信じるしかない。流されず、自ら判断していくということ。」

などと書かれていますが、

一つひとつの記載は、

人生における様々な「流れ」と重ねているものだと思います。

「流れ」に乗るか、乗らないか。

それを自分で決めるには、自分が今、どこにいるのかが分かっていること。

「現状の把握」が重要ですね。

また、どちらに向かっていきたいのか、

目標を明確にすることも必要です。

そういうことができていても、

思いもよらず「流される」出来事が起こる場合もあり、

そうしたことに耐えられる余力も、

持てるものなら、持っておきたい気がします。

まだまだ、これから。

今日も頑張りましょう。


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