2014年4月11日金曜日

敗ける技術

「なんだか、もう、嫌だなぁ・・・」
そんな気持ちになってしまい、

ランチを食べていなかったので、
おやつの時間に会社の外に出て
休憩をとりました。

散りゆく桜の花びらを見ていたら、

つまらないことに気をとられるのは、
自分の脳みそを使うのがもったいない。

と思えてきました。

頭に浮かんだ結論は、
「勝たなくてよいところで、無理に勝負をしない」
ということです。

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すべてを手に入れようとするのは
幼稚極まる発想である。

失うことの恐れを一つ消すことができた時
それは一歩、成長したということなのだ

大人になったら、一つ得るためには
血を流して一つ失うということを覚えておいたほうがいい。
それをわきまえることが大人の条件である。

14勝1敗、13勝2敗で勝つのはいいが
その中の2勝や3勝は必ず次の敗因を含んでいる。

それを自覚しないで勝っていると、
1勝14敗、2勝13敗がやってくる

要は、あえて自分で黒星をつくれるかどうかが、
その人の器量につながるのだ。

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先日読んでいた対談集のなかで、
幻冬舎の見城さんも、サイバーエージェントの藤田晋さんも、
「勝ちすぎる」ことの恐さを指摘していました。

お二人は経営者であり、
ビジネスでは一時の成功よりも、生き残っていくことが難しい
ということを実感されているからだと思いますが、

これは、他のことにも当てはまる気がしています。

一つ得るために
一つ失うことを恐れない。

自分の価値観がしっかりしていれば
得たいものと、失ってもいいものが
みえてくるように思います。




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