病気の治療を続けているけれど、
家族や友達とともに、笑いながら、時には涙しながら、
精一杯、今を生きている子どもたち。
子どもたちの姿を、静かに、見守るように映し出した
フランスのドキュメンタリー映画「子どもが教えてくれたこと」
子どもたちの言葉に、さまざまなことを気が付かされます。
「友達が死んだら、長い間、つらい気持ちになる。
でも、それは不幸じゃない。
自分の考え方次第で、幸せになれるんだ」
私が少し驚いたのは、
子どもたちが、自分の病気や治療について、
大人に説明できるくらい、きちんと知っていること。
医師は、子どもに向き合って、病気の状態や治療について説明していて、
その傍らで、親が聞いているシーンも出てきます。
患者は子どもなのだから、本人に説明するのは当然なのだけど、
日本の場合は、どうなのだろう?
子どもには、簡単な説明をして、
詳しいことは、保護者(親)に説明するのではないでしょうか。
子どもたちが、一人一人、個人として尊重されていると感じた映画でした。
映画「子どもが教えてくれたこと」
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