「氷を溶かして、水にする」
元・巨人軍の川上哲治さんが、現役引退する際に、禅僧にいただいた言葉だそうです。
【『心を鍛える言葉』(白石豊・著、生活人新書)に掲載】
才能があり、努力をして、実績を残したとしても、
「自分が、自分が」と凝り固まった考え方では、手に入らないものがある。
そのような人は、頭が「氷」になってしまっている。
「氷」は、物を冷やすということでは有用だが、
「氷」では、顔を洗えないし、お茶も飲めない。
凝り固まっている「氷」の自分を溶かして、
「水」になることが大切。
「水」になると、どんな器にも融合し、
その場、その場の用途にあわせて、役に立つ。
自分を「水」にして、他人の中に入っていくと、
さまざまな役が担えるのかもしれません。
今日も元気に!
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