2013年4月15日月曜日

「個性」を知ることとは?


「個性を知る」ということは、

ある意味で、とてもきついことです。

 

内田樹さんの著書に、こんな指摘がありました。

 

「個性」とは、他の人とは異なる特徴。

「ずば抜けた才能」につながる印象もあり、

どちらかといえば良いイメージを持っていました。

 

でも、そうではない側面もありそうです。

 

自分のものの見方、考え方について、

「個性的」だと思っていても、

 

実は、親の見方や考え方を引き継いでいたり、

育った地域には、同じような考え方をする人が多かったり、

同じ世代の人たちには共通点が多くあったりします。

実は、個性的でない部分がたくさんある。

 

これを、裏側から考えてみると、

 

本当に「個性的」であることは、

誰とも共有できない感覚、気持ち、

誰からも承認されない考え方などを抱えている

ということになります。

 

「天才」は、孤独である。

 

そんな言葉もあったように思います。

 

物事は、表裏一体というのかな?

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