大自然が好きな人
動物の行動に興味がある人、
どこか遠くに行きたい(気持ちだけでも)人に、特にお勧めの1冊。
「ザリガニの鳴くところ」は
ミステリーですが、自然環境や動植物の生態系の話題が豊富に盛り込まれている物語。
一人の若い男性の死。事故か、殺人か。
容疑者となる「湿地の少女」を主人公として、物語が展開する。
主人公が犯人なのか?。そうではないのか?
その謎解きが軸となっているが、
動物学者である著者が、
湿地の自然、植物や昆虫、鳥や獣の生態に関する様々な話題を盛り込んでいることが
この本の面白さを倍増させている。
生きるとは、どういうことか。
メスがオスを殺すのは、なぜか。
人間と動植物に共通するもの、しないものは何か。
考え始めると、深いテーマが敷かれていると思う。
ザリガニの鳴くところ
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