芥川賞受賞作品 町屋良平さんの「1R1分34秒」は、負けが込んでいるボクサーが主人公。
次の対戦に向かうまでのボクサーの日常を、映画を撮っているらしい友達や、新たについたトレーナー・ウメキチとのやりとりを通して描いた作品。
決してカッコいいわけではなく、
はっきりいうと中途半端な姿勢があり、
ダメなところもある主人公。
周囲の人に対して抱くドロドロとしている心情なども、嫌味のない感じで描かれていて、
読み終えると、爽やかな印象が残る作品でした。
ヒーローになれない、どこかにいそうな人だけど、かっこいいよね、こういうの。
と思わせる。
人の心と身体をどう描くかは、私自身のテーマなので、とても参考になりました。
少し間を置いて、描写を研究してみたいと思います。
#芥川賞#町屋良平
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