「お金持ちになりたい」
「やりがいのある仕事をしたい」
「人から称賛されるような成果を残したい」
どんな生き方をしたいか?と問われたら、
私は、どう答えるだろう?
その答えは、
生活のスタイルから出たものだろうか。
仕事の種類や内容に関するものだろうか。
それとも友達や家族や仲間との人間関係を基盤にしたものだろうか。
「モリ―先生との火曜日」は、「どんな生き方をしたいか?」という問いを読者に投げかけてくる1冊だ。
スポーツコラムニストの著者は、ある時、テレビで大学時代の恩師モリ―先生の姿を見かける。筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病を患っているモリ―先生のもとに、様々な人が訪れ、話をしていくということを紹介している番組だった。
番組を見た後、著者は卒業以来、長年会っていなかったモリ―先生を訪ね、火曜日に通うようになる。
徐々に思うように体を動かせなくなるモリ―先生と、著者は様々なテーマで話をする。
「後悔について」「死について」「家族について」「老いることへの恐怖について」「愛について」「感情について」「お金について」などなど。
2人の会話から、読者も、自分自身の人生について考えることになる。
「いかに死ぬかを学ぶことは、いかに生きるかを学ぶことだ」
モリ―先生の考えは、この一言に表されている。
「GIVE&TAKE」ではなく、「GIVE&GIVE」。
「与えることは、生きること」
幸せを感じることができる人は、どんな人なのか?
何をしている人なのか?
モリ―先生は、自分に残された人生の時間を使って教えてくれる。
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