「まとも」とは、簡単にいえば「常識」のこと。
常識を持っていることは、必ずしも悪いことではないし、持っていることで人間関係が保てることもある。
ただ、「常識」の中にも、「こうでなければならない」「こうしなければならない」という強制力が強くなりすぎて、「常識」に縛られることで、窮屈になってしまうものがある。
「常識」の範囲や強さは、常に一定に保たなくてはならないものではなく、
「常識」を持つ人が居心地よいように、柔軟にとらえてみたらいい。
器用ではない人は、この柔軟さをなかなか持てない。
だから、「常識」がゆれるような体験をしていくことが大事。
「まともがゆれる」ことで、たくさんの気づきがある。
そんな示唆を与えてくれる本でした。
まともがゆれる ―常識をやめる「スウィング」の実験
0 件のコメント:
コメントを投稿