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#親子丼#岐阜 |
スポーツに関する本の中に、こんな指摘がありました。
寝食を共にし、一緒に練習をする。選手たちが皆、同じ行動をとるのが団体行動。
選手それぞれが自分の能力を磨き、個々の選手の違いをうまく組み合わせて結果を目指すのがチームプレー。ということでした。
団体行動は、指導者や団体のトップの指示通りに行動することになり、個人の好みや考え、意見で行動することは控えられると思います。
一方、チームプレーでは、選手が互いの特性を知り、その違いを組み合わせて、結果を出すことを目指す。特性の把握や、違いの組み合わせ方は、指導者の分析やサポートが必要かもしれませんが、最終的には、選手自身が考えて動くことになります。
10年ほど前に発刊された本なので、内容が少し古くなっているところがあるかもしれないのですが、考えさせられます。
「多様性」を認めるといわれるようになり、人は一人ひとり違いがあるとか、個性を認めることが重視されるようになりました。
でも、ここで大きな落とし穴があるように思います。
「多様性」と言いながら「団体行動」を求めていないか?
「多様性」といいながら、「チームプレー」ではなく、
「団体行動」を求める暗黙の規範が残っていないか?
ということです。
個人が自分で考え、自分で行動すること。
個人の特性、それぞれの方法を認め合えていること。
それらを踏まえて、目標を明確にして、それを共有していること。
チームプレーは、個人が自走し、力を発揮する。
自由と責任から生まれるのだと考えています。
#チームプレー#スポーツ#多様性#自由#責任#役割
#組織
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