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#中華丼#上田市 |
娘を殺された母親が、街はずれの3つの看板に広告を出すところから、始まります。
その広告は、警察署長に、「娘を殺した犯人の逮捕はまだ?」と訴えかけるもの。
広告をきっかけに、さまざまな出来事が起きていきます。
娘を殺されて、犯人が捕まらないことに対する、母親の怒り。
誰かを「敵」とみなし、攻撃することで、怒りは一つの方向性を持ちます。
どこに向けたらいいのか、分からなかったものが、方向性を持った時、
心の中に貯まっていたエネルギーが、吹きだすように、母親は行動を起こしていきます。
怒りや、攻撃は、傍から見ていて気持ちの良いものではありません。
怒りは誰かにぶつけることで、一時的に解消するかもしれませんが、
ぶつけた後味の悪さは残るでしょう。
そうだと分かっていても、どうしたら、怒りを誰かにぶつけることなく、心の中に収めることができるのか、なかなか難しいことだと思います。
映画の中では、「怒りが怒りをきたす」というセリフが出てきます。
怒りを誰かにぶつけることでは、解消できない。
怒りを解消するのは、怒りではない、別の何かによって、解消するのかもしれない。
そんなことを考えました。
「過去の怒りを、今の怒りにしない」
以前、何かの本で見かけて、印象に残っている言葉です。
過去の怒りは、記憶から消すことができないかもしれないけれど、
別の何かで、自分の心を埋めることで、救われるのだろうと思います。