「ねえ、ちょっと、こいつ、殺して」
突然の声に驚いて、足をとめました。
職場の近くにある保育園。
その前にある公園は、千代田区が所有しているもので、
一般の人に開放されています。
桜の木があるので、どのくらい開花しているかを見てみようと思って、
公園のほうへ足を向けました。
すると、突然、「殺して」という声が!
大きな木の根元に寄り掛かっている人影が二つ。
3歳か4歳くらいの男の子が二人、並んで座っていました。
「ちょっと、こいつ早く、殺して」
「こいつ、殺して」
可愛い声で、そんなやりとりをしています。
2人が手に持っていたのは、ゲーム機でした。
幼い子たちの「殺して」の声に、
なんだか気持ちが沈んでしまいました。
ゲームの種類は、よくわかりませんが、
「殺して」という言葉が必要になるものではなく
みんなが仲良くできたら勝ち!とか、
社会の課題を解決できたら成功!とか、
そういうゲームが流行ってほしいものです。
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